【北島一周】観光地から観光地へ【45日目】
この辺りの地方で一番大きな都市で人気リゾート地、タウランガ(Tauranga)。
わたしにとってはただ超でかい商業港、工場地帯、店と道路がたくさんの疲れる町っていう印象です……
何もなくてひたすらゆったりしていたコロマンデルから来たからか、ここにいるとそれだけで疲れてしまいそう。
だけどマオリ族にとっては意味がある場所らしい。タウランガは”カヌーの停泊所”という意味で、マオリ族が初めてニュージーランドにカヌーを接岸した土地と言われているんだって。そしてマオリ族とイギリス人によるマオリ戦争の舞台でもあるそうだ。
昨日のビーチといいタウランガ周辺はきれいなんだけど、シティセンターはもう都会すぎてだめだめ……
なんとなく寄ってみたオーガニックショップも高すぎてだめだめ。
人気の観光スポットの一つである山に登ろうと思っていたけど、その山が中心地にあるってことを知ったらそれすらなんか興味がなくなってきた。
ということで少し離れた丘に来ました。
歩きやすいように舗装された道をひたすら登るだけ。想像以上に登りで朝からしんどかった……
地元の人たちにとってはいい運動スポットのようで、たくさんの人とすれ違ったよ〜
颯爽と歩いて行ったり走ったりしていく姿、かっこいい。
汗だくになりながら約30分で頂上にきました!
都市から離れるとやっぱり落ち着く。気持ちのいい場所だけど風が強すぎて吹き飛ばされそうだった。
たくさんの散歩道がある大きな公園に来ました。
滝やグローワームが見れるトラックと、見晴らしの良さそうなトラックを選んで少しお散歩。
結局いつものことながらめちゃくちゃ迷ってしまって、色んなトラックを歩きました……
すごくきれいな森だったな。
滝のそばには青いTuiもいて、綺麗な声でずっと鳴いていた。
彷徨いながら公園中を歩き回っている間にみつけた幾つかのかわいい。
松ぼっくりがでかすぎてびっくりした。
公園とはちょっと離れているけど、公園の名前にもついている滝はこんな感じでした。
大きな橋があって、観光名所みたいになってた。
滝の方まで歩いている人がいたけど私はあまり興味がなくて、滝と一緒に彼らの写真を撮っておしまい!
この色、すごくない……?
砂利道を歩いてしばらくした頃、急に隣にこんな色をした川が出てくるから思わず「え??」と声が出てしまった。
めちゃくちゃ透き通ったきれいな泉と川なのは間違いないんだけど、どうしてこんな色になるんだろう??
独特な水草と合わさって、異世界感がすごい。
しかもこの日は曇りだったんです。なのにこんなに青緑の色をしていたんです!
不思議だ〜……きれいだ〜……
飲めるかどうかの表記がなくて不安だったので、ペットボトル一杯だけ汲んでみました。
普通に飲めたし美味しかったし、今のところお腹壊していないので大丈夫っぽい。
この泉から湧き出る水たちはニュージーランドのボトル入り飲料水のうちの約60%を占めるらしい。
だっておいしいもの。すごいな〜
散歩道は結構長いみたい。私はこのきれいな泉と川が続く限りだけ歩いて駐車場に引き返しました。
散歩道のはじめとおわりに駐車場があって、わたしは終わりの方のあまり知られていないけど泉に近い方に止めたのです。
本当にきれいな場所だったな〜!
泉を見た後は一気に長時間移動をしてロトルアに来ました。
ロトルアは地熱地帯で温泉で有名なところ。
温泉=田舎町の日本人頭をしてやってきたのですが、めちゃくちゃ観光地でびっくりしました。
どこを見てもお店だらけ!! お金のかかるアクティビティだらけ!!
ええ〜っ……と驚きつつ、ここで何をしたらいいのかイマイチわからず、とりあえず図書館に行ってロトルアのことを調べることに。
この写真は図書館じゃなくて観光案内所です。きれい。
ロトルアについて調べつつ、実は明日大きな締め切りがあるので閉館時間まで絵を描きまくりました。
夜は近くのDOCキャンプ場へ。
湖横のキャンプ場なんだけど、飲み水はないし水洗トイレじゃないしうーーーーんって感じだった……
そういうところにばかり泊まってきているけど、でも、こういうただの駐車場に一泊1200円も払うのはちょっと嫌すぎる!!!!
同じ値段で無料シャワーやリビングルームがついているキャンプ場がいくつあることか……
このお金がちゃんと施設に反映されているならまだしも、こんなただの駐車場で……
ロトルアはお金持ちのための観光地なのかなあ。うーーーーーん……
とりあえず車にこもってひたすら絵を描きます。うーーーーーーーーん……