【南島一周】ヒッチハイクとキャンプ【二日目】
お腹すいた。食べ物が何もない。昨日の夜もほとんど食べてないから、とにかく何か食べたい。チェックアウトは10:00だとして、とにかくなんか食べたい。
MANAは早速キッチンで人を見つけて話していた。
近くのスーパーどこ? って聞いたそうだ。でも、向こうにあるけどいつも車だからわかんないって言ってたんだって。
それでもいい、とにかくお腹が空いたからどこかに行きたい! なんてったってここは南島最大都市。そんなに遠くないでしょう。……と歩き出すこと30分。
意外遠かった……
何より20kg超えの荷物を背負っているからしんどい。こんなんでこれから先やっていけるのかなあ。
何はともあれ、久しぶりの海外スーパー。フレッシュチョイス!
二年前は買い物の仕方もよく分かってなかったなあ。
今回はMANAのおかげで、商品をカゴから全部出さなきゃなんだなーっていうことがやっと分かった。
ニュージーランドの小さくて食べやすいりんごたち。懐かしい!
好きなだけとってレジに持っていき、そこで量ってもらって値段がわかる仕組みだ。
とりあえず果物や缶詰やらを買い込んで、バスを使って街の外へ出る。
昨日はバックパッカー に泊まったけど、今日はMANAについて行ってキャンプ場に泊まる予定だ。
というか、何の予定も考えていないので、とにかくついていきます。
そしてMANAがオーストラリアに行っちゃう前に、ニュージーランドにおけるキャンプの技術を教えてもらおう。そういう計画です。
バスを使って街の一番端へ。そしてそこからはひたすら歩く!!
ニュージーランドって、町以外の道はほとんど100キロ制限なんだよね……高速道路の脇を、20キロ近くある荷物を抱えてひたすら歩く。暑い。しんどい。牛だ。かわいい。
ヒッチハイクをしやすいポイントを探すために頑張って歩き、ニュージーランドではじめてのヒッチハイク!
日本でやるときは、お願いしますってお辞儀をしたりするけど、ニュージーランドでは必要ないからただ堂々と親指を立てます。
スルーされることも多いけど、笑顔で手を上げてくれる人も多い。ごめんね! って言ってる気がする。
街の外れで車も少ないから、一時間くらいは覚悟したんだけど、意外とあっさり1台目がとまってくれた!
20分くらいだったかな? 炎天下にめげそうになっていたのでとても嬉しい。
止まってくれたのは車かなんかの整備会社のおっちゃんでした。
とはいえ私は英語がほとんどわかっていないので、MANAの会話を聞いているだけ。
ニュアンスで理解するだけ。これ、MANAがいなくなったらどうすんだ…?
本当は一気にキャンプ場へ行きたいんだけど、ガスを買うのを忘れていたから、小さな町でおろしてもらうことにした。
乗せてくれたおっちゃん、親切だったなあ。
泊まるところなかったら連絡してね、って電話番号を教えてくれた。(まあまだ電話番号持ってないんだけど……)
町でガスを手に入れて、それからまたヒッチハイク。
ただ今度はなかなかつかまらず、長いこと歩くことになった。
やっと止まってくれたのは若めのおっちゃん。ここのキャンプ場に行きたいんだ〜って言ったら、ああ知ってるよ! って連れて行ってくれた。
やった〜〜
でもついたら全然違うキャンプ場だったけど。まあ、ありがたい……
キャンプ場はかなり広くて、そしてたくさんの人がいた。
車に住んでいる人が多いのは相変わらず。日本のキャンプ場……はあんまり知らないから比較できないけど、よくイメージされるキャンプ場とは違う気がする。
だってテント張っている人全然いないんだもの。
車だらけの場所を避けて、木が生えているエリアにテントを立てる。
ハンモックも設置して、快適な場所ができました!
社交性抜群のMANAは早速向こうのほうで人とおしゃべりをしていました。
私はipadが友達。
トマト缶と玉ねぎパスタを食べて就寝。
今日のキャンプ場はテント泊もOKな無料キャンプ場。
トイレいっぱい・水場あり・バーベキュー場あり・川あり・電灯あり・
このときは知りませんでしたが、こんなに大きくて設備がしっかりした無料キャンプ場はなかなか出会えません。