【北島一周】コロマンデル街探索の日【43日目】
いいキャンプ場で迎える朝はとっても気持ちがいい。
昨日よりずっと元気。朝から髪の毛がさらさらだしいい香りだし。
キッチンでお湯レモンを飲んで、芝生の上で海を眺めながらストレッチをして、いい朝を過ごしました。
ここに来てよかった。いいキャンプ場、さようなら!
町にもどって、観光案内所の300MBフリーWi-Fiをいただきながらお絵かき。
それからお腹が空いたので商店(この小さな町にはスーパーがない、図書館はあるけどWiFiもない、コロマンデル半島のコロマンデル町なのに!)に行ってパンを買ってしまった。
ボイズンベリーのクロワッサンみたいなやつ。久しぶりに普通の菓子パンみたいなのを買ってしまった……体に悪い。美味しい。はあ〜〜〜
そのパンをかじりながらちょっとお散歩。
短いコースだったけどルックアウトがありました。
曇りだけどね!
さらに歩くことができるらしいんだけど、歩いたところで向こう側の道路に出るだけみたいなのでやめました。町の中にこういうちょっとした散歩道があるのってすごくニュージーランドらしいし羨ましい。晴れてる日に来たいな〜
街に戻ってちょっと探索することにした。この町、小さくてかわいいんだもの。
地元のお店がいくつか立ち並ぶメイン通りにはいつものことながらやたら多いカフェ。
WiFiと電源が欲しくてカフェに入るかすごく迷った。迷ったんだけど、何回も周りをウロウロしたんだけど、やっぱりカフェに入る勇気が出ない……
この感じ、分かる人にはわかるだろうし分からない人には絶対分からない。日本だとしてもね、チェーン店以外のカフェに入るのにすごく勇気がいるんです。だって私が一人の時にカフェでしたいことって、ただ電源と絵を描く場所が欲しいだけだから。カフェの雰囲気やコーヒーを楽しみたいわけじゃないからなんだか後ろめたくて、もちろんそんなこと考えなくていいって分かっているのに、それでも気が引けて。しかも目的が目的だから、電源があるスペースがもうすでに満席になっていたら無駄足だった〜って気持ちになっちゃう。
これがもし一人じゃなくて誰かがいたらなんの迷いもなく入るんだけどなあ。お喋りしたり、美味しいもの食べて一緒に嬉しい気持ちになったりするんだけどなあ。
一人でカフェに入る勇気が私にはまだない。勇気……勇気というか、一人でカフェに入る「頑張り・疲れ」が「楽しみ・幸せ」を上回るので、カフェにはまだ行く気がしないないんです。マフィンを買って公園で食べてる方が気楽で楽しいんです。
どの町にもあるリサイクルショップに行ったり、街をぐるっと歩いてお店をのぞいてみたりしてからまた車に戻ってお絵かき。雨が降ったり止んだりしている中、だらだら絵を描いているとどんどん車の中が暑くなって、気づいたときにはちょっと晴れ間がさしていた。
やった〜晴れた!
ということで近くの滝に行くことにした。
雨の後のきれい。しっとり濡れた森と澄んだ空気のきれい。
3分くらいで滝についちゃったけど、それでも雨上がりの空気が良すぎて満足。
その滝のすぐそばにある散歩道にも行きました。
ここがね〜本当によかったの。
ブッシュウォーク、川、深い森の道。
そしてその先にはおなじみのカウリの木。
ここのカウリの木には触れることができた。
ぎゅうって抱きついて、表面のザラザラを感じる。目を閉じて音を聞く。
木に耳をつけたら何か聞こえないかな、といつも思うけど聞こえるのは風の音だけ。
上の方で葉っぱを揺らしている風のおとが静かに聞こえるだけ。それがとても美しくて、しばらくじっとそこにいた。
雨上がりのきれいな道。光がさして、本当にきらきらきれい。
今日のキャンプ場へ。キャンプ場のすぐそばには散歩道があった。
行こうか迷っていたところだったし、受付のおっちゃんがお勧めしてくれたので行ってみることに。
もう夕方だから日がくれはじめていてちょっと寒い。それでも片道40分の道、ズンズン歩くぞ〜〜〜
と思ったらあっという間に終わった。
?
この散歩道は「ビッグ・カウリ・ツリー」っていう名前なんだけど、そんなにでかいカウリの木があったかな……?
しかも何故か海辺にたどり着いた。
?
よく分からないながら歩いていると、キャンプ場に戻りました。
???
よく分からないけどきれいだったのでよし!
今日のキャンプ場は14ドル。WiFiはなし、シャワーは有料。だから泊まるかすごく迷ったんだけど、他にいい場所がなかったので……
よかったのは海のすぐ隣に車を停めることができたので波の音を聞けたこと。後キッチンでモバイルバッテリーの充電ができたこと。